かなり高さのある城壁跡なのだが、緑化されていてわかりにくい。
文物碑: 2000年9月公布 江蘇省文物保護単位「鎮江古城墻遺址」
長い年月の流れにより、城壁跡は失われつつある。
基本情報
ちょこっと解説
鉄瓮城、または「絶高為京」から京城と称される。輿地誌には「呉大帝孫権所築、周回六百三十歩、開南、西二門、内外皆固以磚壁。」と記されている。漢建安十三年(西暦208年)、孫権が政権の中心を呉(蘇州)から京口(鎮江)へ移したときに建造された。
三国鉄瓮城遺址、1991年から2005年にかけて数十回に及ぶ考古学発掘が行われた。城壁跡の状態は良好で、その形は楕円形。東西でもっとも広いところは280m、南北でもっとも広いところは430m、周囲は約1100mに及ぶ。現在は古城公園として整備され、城壁跡には植樹が行われている。
探訪後記
ここは鎮江の地図にも載っており、かなり前から知っていた場所。ただ駆け出しのころは、あまり古い城壁跡などには興味がなく、訪れていなかった。今回、鎮江を再び訪れたので、行ってみることにした。古城公園の北口に着くと、すぐに文物碑が立てられていた。そこからけっこう高い階段を登って上へ。南の方へ向かっていくと、ずっと城壁跡が残っている。その高さも高い。でも植樹が進んでいるので、パッと見には城壁跡のようには見えないのが残念。いろいろとモニュメントなども置かれているが、公園になっているので人民たちの憩いの場となっている。一通りぐるっと見回ってみたが、あまりいい写真が撮られるような場所がなかったなあ。
位置情報
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