道端に司馬懿像がポツンと立っているだけ。
この司馬懿像の出来はなかなかよい。
像の台座には司馬懿の紹介などが刻まれている。
文物碑: 2008年6月16日公布 河南省文物保護単位「司馬故里旧址」
基本情報
【訪問時期】2005年11月19日 / 2008年6月28日 / 2013年11月10日
【関連人物】司馬懿
【文物保護】2008年6月16日公布 河南省文物保護単位「司馬故里旧址」
ちょこっと解説
 魏太傅舞陽侯司馬懿、字は仲達。司隷校尉部河内郡温県孝敬里(現在の温県招賢郷安楽寨村)の人。後の晋高祖宣皇帝である。
 「温県誌稿」には「安楽寨,在温為最古,系晋室帝所筑,相伝為其故宅。」と記されている。晋代の古温県城で、当時は安楽宮と称されていた。その後は戦乱や天災などで毀損したが、明清時に二度修復されており、安楽寨と呼ばれるようになった。
探訪後記
 司馬懿故里と言っても司馬懿像が立っているだけなのだが、これがなかなかかっこいい。どうやって安楽寨へ行こうかと思っていたのだが、バスターミナルでバスの行き先表示を見ていると招賢行きがあり、聞いてみると終点が安楽寨だった。終点あたりで降りると、すぐ道路脇に司馬懿像が立っていた。他にこれと言って何も残っていないようだが、像が一つあるだけでもいい。
 二回目に訪れたとき、司馬懿像の周りでじっと立ち止まっている人民おっさんがいた。話をしてみると「わしは司馬懿を崇拝しているんだ。だからここまで車を運転してきたんだ」と言う。こんな人民は初めて見た。まぁ、特に司馬氏の子孫とかではないようだけれども。司馬懿もどっちかと言えば悪役のイメージが強く、日本でもあまり人気のない人物だな。それでも孔明に優るとも劣らない軍事家だったに違いない。
位置情報
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投稿情報
【カテゴリ】河南省温県
【 タグ 】司馬懿
【公開範囲】都督 大将軍 丞相
【掲載日時】2016年7月16日 17:38
【更新日時】2019年1月12日 19:37
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