費君廟の山門。廟会のとき以外は閉まっているようだ。
主殿には「漢成郷敬侯」の文字が見える。
主殿内には、前後に2体の費禕像が祭られている。
主殿内前部にある費禕像。
主殿内後部にある費禕像。「敕賜費禕大将軍丞相侯王」とある。
文物碑: 2007年8月27日公布 寧波市鄞州区文物保護点「費君廟」
基本情報
ちょこっと解説
蜀漢大将軍費禕を祀った廟。元至正年間の創建、清乾隆五十二年(西暦1786年)に拡張された後、清道光年間と民国二十一年(西暦1932年)に再建されている。照壁、頭門、前殿、儀門、戯台、后殿からなり、后殿には費禕像が納められている。
探訪後記
探検隊の相方である開封太郎さんが見つけてきた。最近は「各種宅」とも称されているらしい。「初一しか開いていないらしいです。」という情報も貰っていたのだが、日程の都合で初一には行けず中へは入られなかった。施錠された扉を押すとちょっと隙間が空くので、そこから中を覗いてみると「漢成郷敬侯」という額が目に入った。間違いなく費禕を祀った廟のようだ。規模的にも小さくなく、中はきちんと整えられているようだ。浙江にはなぜか蜀の人物を祀った廟がポツポツと点在する。なぜなんだろうか。隣は自動車教習所になっているのだが。開封太郎さんは、初一にまた訪れたらしく中へ入ってきたそうだ。でも午後だったので「もう閉めるから。」と追い出されたとか。午前中に訪れるのがよいようだ。ちゃんと神格化された費禕の像が祀られている。また機会があれば初一に訪れて中に入ってみたい。
位置情報
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