前漢の名将灌嬰によって掘られた井戸。後に孫権が再び掘り返す。 長江が荒れていると、この井戸からも浪の音が聞こえるとされ、浪井とも呼ばれる。 地面には東呉のレリーフもあった。 基本情報 【訪問時期】2008年11月10日 【関連人物】孫権 【文物保護】– ちょこっと解説 長江が荒れていると、この井戸からも浪の音が聴こえることから浪井とも称される。漢六年(紀元前201年)、前漢の名将灌嬰が駐屯時に開鑿した井戸とされるが、後に詰まって使えなくなる。孫権が駐屯するとまだ井戸を掘らようとし、そのときちょうどこの井戸を見つける。井戸には「漢六年潁陰侯開。三百年当塞,塞后不満百年当為応運者所開。」と刻まれており、それを見た孫権は大喜びし、瑞兆として瑞井と名付けたとされる。 探訪後記 ここは以前の写真を見たことがあったので、そのイメージで探していたのだが、実際にたどり着いてみるとすでに綺麗に整備再生されていた。どちらかと言うと、以前の方が雰囲気があって好きなのだが。まあ、中国は整備すると過度に美化してしまうのでね。日本人と考え方が違うのは仕方のないところか。 位置情報 在野の士であるあなたはこの位置情報を閲覧できません。仕官申請しますか。 投稿情報【カテゴリ】江西省 九江市【 タグ 】孫権【公開範囲】校尉 都督 大将軍 丞相【掲載日時】2017年4月1日 20:26【更新日時】2019年1月12日 20:27 いいね! 256