重門城は、曹魏第三代皇帝曹芳の斉王宮である。
司馬氏によって斉王に落とされた曹芳が幽閉された幽宮でもある。
高さ5mほどの城壁跡が北と西に数百m残されている。
基本情報
ちょこっと解説
重門城遺址、曹魏第三代皇帝曹芳の斉王宮。そして司馬氏によって帝位を廃されて、斉王に降された後に幽閉された幽宮でもある。曹芳は晋泰始十年(西暦274年)に憤死している。現在は、大史村の西北側に高さ5mほどの北城壁が約600m、西城壁が約500mが残る。
探訪後記
開封太郎さんと一緒に訪れた。行きは南側から攻める。焦作行きのバスに乗り、北陽村路口で下車、そこから北へ5kmほど歩いた。村の北側へ出ると、城壁らしき土盛がずっと続いている。村人に聞いてみると、城壁後は西側らしいのだが、どう見ても北側に残る土盛も城壁跡にしか見えない。コンクリート製の杭を見つけては、「これは絶対に保護のための境界を示すものだよね」などと語り合っていた。さて、帰りはちょっと楽したい。百度地図を見てみると、村の北側へ出ればバスが走っていそうな道路がある。そこまでは1.5kmほどなので、そっちの方へ行く。しばらく待っているとタクシーが止まった。どうやら街まで戻るだけのようなので、ちょっと値切ってみる。すると一人5元だと言うので、乗り込んだ。バスでもそれくらいだろうから。街へ戻る途中、この道を走るバスもよく見かけたので、ここへのアクセスは北側の方からがいいだろう。
位置情報
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