仙人になるために黄鶴に乗ってきた費禕が休んだ場所とされる。
1993年に亭子が再建されたが、それ以外には何もない。
基本情報
【訪問時期】2010年8月8日
【関連人物】費禕
【文物保護】
ちょこっと解説
 費禕、字は文偉。荊州江夏郡鄳県(現在の湖北省孝昌県)の人。費禕亭は、伝説で費禕が仙人となるために黄鶴に乗って来たとき、休憩したとされる場所。ただし、この伝説中の仙人は、実際「述異記」という文章にみられる荀叔偉という人物だった。その後人々の間では荀叔偉の名が忘れられ、比較的に名の通った費文偉の方が使われるようになり、また費禕が江夏郡の人であることからも、仙人は費禕であったということになったとされる。現在の費禕亭は、1993年に再建されたもの。
探訪後記
 費禕亭の存在は以前から知っていた。しかし、黄鶴楼のクソ高い門票を買ってまで中に入る価値を見いだせなかった。しかし今回、意を決して中に入ることにした。確かに武漢一の見所なのかも知れないが、日本円で1000円を超える入場料ほどの価値はないと思う。それはさておき、費禕亭へ。黄鶴楼へ来て、こんな場所へ来る人間はかなり希なのだろう。費禕亭の周辺は人影が全くない。そら、中国どこででも見かけるような休憩場所の亭子と変わらないのだから。それでも三国志に出てくる人物の名を冠する場所なのだから、一度は見ておかないととは思う。でも実際は費禕と全く関係のない場所だったんだけどね。
位置情報
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投稿情報
【カテゴリ】湖北省武漢市
【 タグ 】費禕
【公開範囲】校尉 都督 大将軍 丞相
【掲載日時】2016年12月22日 22:19
【更新日時】2019年1月13日 09:01
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