実際には八嶺山古墓群に属する古葬墓の一つ。
文物碑: 1988年1月13日公布 全国重点文物保護単位「八嶺山古墓群(換帽塚)」
基本情報
【訪問時期】2013年3月16日
【関連人物】関羽
【文物保護】1988年1月13日公布 全国重点文物保護単位「八嶺山古墓群(換帽塚)」
ちょこっと解説
 換帽塚、関羽が落とした冠り物を換えた場所とされる。周辺には、関羽が冠り物を落とした落帽台や、青龍偃月刀を得た喜びのあまり上部をなぎ落とし平らにしたと言われる平頭塚や、系馬塚などが存在する。しかし、これらは全て八嶺山古墓群に属する古墓である。
 八嶺山古墓群は、東周から明代にかけての古葬墓で、その数は500座近くにのぼり、その中でも戦国楚の墓が最も多い。
探訪後記
 2005年頃に一度、ここを訪れて落帽台を探したことがある。確か落帽台にも換帽塚と同じような文物碑があるはずなのだが、その時にはすでになくなっていた。替わりに新しく立てられた八嶺山古墓群の文物碑があるだけだった。まあ、実際には関羽とは全く関係のない古墓ばかりなので、以前の文物碑は撤去して八嶺山古墓群の文物碑に換えてしまったのだろう。点将台もそうらしい。しかし、換帽塚には以前の文物碑がそのまま残っているとのことだったので、今回訪れてみることにした。馬跑泉村を過ぎたところで人民に聞いてみると、山の方を指さして「あの山の上だよ」と教えてくれた。登っていく道がないと困るのだが、しっかりとした道があったのでよかったよ。まあ、荆州人民は昔から関羽がとても好きなんだろうね。なんでもかんでも関羽と関連づけてしまうんだから。
位置情報
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投稿情報
【カテゴリ】湖北省荆州市
【 タグ 】関羽
【公開範囲】都督 大将軍 丞相
【掲載日時】2017年3月29日 19:21
【更新日時】2019年1月13日 09:11
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