清光緒三十四年(西暦1908年)の石碑。漢後帝読書処と刻まれている。
漢後帝は劉禅のこと。石碑は慈雲寺祖堂前に置かれていた。
石段を登っていく途中、雲頂石城の城門。
基本情報
ちょこっと解説
蜀章武元年(西暦221年)、劉備が劉禅に仏法などを学ばせるために雲頂山に送り、そのときに寺院も創建された。寺院は天宮寺と称する。清光緒三十四年(西暦1908年)、滇南(雲南省)の納汝弼によって立てられた「漢後帝読書処」の石碑が残されている。漢後帝は劉禅のこと。
探訪後記
そもそもバカ劉禅のこんな遺跡が残っているだけでも奇跡か。ネットで見つけた情報を元に、訪れてみることにする。バスに乗って、雲頂山の麓で下車した。そこから山頂へ延々と伸びる階段。この時点ですでに嫌になってきた。それでも登らなければ到達もできないし、死にそうになりながら登っていく。1時間半は登り続けただろうか。やっと山頂付近へ。最後の一踏ん張りで慈雲寺に到着。ネット情報では境内に石碑があるとのこと。慈雲寺境内をあっちこっちと探し回るが見つからない。おかしいな。慈雲寺紹介の掲示板があった。何枚も写真が貼られているのだが、その中の一枚に漢後帝読書処の石碑の写真があった。これだ。一体どこにあるんだ。写真があるということは、現存する確率も高い。寺の奥へ入る通路があったので、そこを通って裏へ出た。すると祖堂前に残されている石碑を発見。やっと見つけたよ。まあ、今回は山を登るのが最大の苦労だったけれど。山を下りるのもけっこう疲れるんだよな。
二回目は階段を上らずに、山頂へ続く車道を歩いていくことに。こっちはこっちでかなり距離がある。歩いて1時間半。急な階段を上るか、距離のある坂道を登るか。う~ん、どっちもいやだな。もちろんお金があればタクシーでさっと行けるのだが。たまには一所懸命に歩くのもいいだろう。
二回目は階段を上らずに、山頂へ続く車道を歩いていくことに。こっちはこっちでかなり距離がある。歩いて1時間半。急な階段を上るか、距離のある坂道を登るか。う~ん、どっちもいやだな。もちろんお金があればタクシーでさっと行けるのだが。たまには一所懸命に歩くのもいいだろう。
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