孔明祠の山門。小高い山の上に建てられている。
本殿内部中央には、青い衣装を身に着けた孔明像が祭られている。
本殿入口上部には、「功蓋三分」の扁額が掲げられている。
基本情報
ちょこっと解説
ここは四川から貴州、雲南へ抜ける要所にあたる。言い伝えでは、孔明が南征時にここで駐屯していたとされる。孔明祠は、いつごろの創建か詳しくはわからないが、近年再建されており、祠内には孔明像が祭られている。
探訪後記
なぜここに孔明祠があるのか、詳しい由来はわからなかった。ただ位置的には孔明の南征ルートにあるようなので、孔明を祭っていてもおかしくはない。紅橋鎮に着いて、梅嶺山への行き方を聞く。バイタクの兄ちゃんが「あっちの方だ。5元。」と言う。5元ならちょっと離れた場所にあるのかと思いきや、数百メートル行ったところじゃないか。ぼったくる気満々だな。それはさておき梅嶺山の登山口から登り始める。まあ、山といってもそれほど高くはない。暑くて嫌になるのだが、すぐに山上にある孔明祠に到着。中へ入ってみると人民ジジババがたむろしていた。祠の中には孔明像がある。なかなかいい感じだ。しかし、ここはジジババたちが寺として扱っているらしい。机の上には賽銭記録帳が置かれている。カメラを持っていると人民ババがまとわりついてくる。よっぽど暇なのだろう。基本的に中国では仏教関連施設にはよい思い出がない。目の中には札束しか映っていないような人民しかいないイメージだ。せめて道観だったら、まだ親切な道士さんがいることが多いのだが。まあ、彼らと争う気もないので、さっさと宜賓へ向かうことにした。
位置情報
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