小高い丘、その上に残る台基に2通の石碑が残るのみ。
当時、孔明が軍務の間に兵法書などを読んでいた帷帳があった場所とされる。
文物碑: 1983年12月6日公布 勉県重点文物保護単位「漢諸葛武侯読書台」
基本情報
ちょこっと解説
探訪後記
小雨が降り続く中、捜索を続けていた。後から気づいたのだが、乗ってきたバスで終点まで行けばなんなく到着していたのに、途中でバスを降り、歩きながら捜索していたのだ。9月下旬、気温もそれほど上がらず肌寒い。傘も持っていなかったので、頭にタオルを巻いて雨をしのぐ。そんなこんなでやっと諸葛亮読書台の碑が見える場所までやってきた。しかし道から外れるとすでに田んぼや畑などが広がっている。そしてこの雨だ。地面はぬかるんで歩きづらい。靴には泥が粘土のようにへばりつき、歩くたびに重くなってくる。諸葛亮読書台は高台にあるので、坂道では滑って転びそうになりながら進んでいく。やっと碑が目前に見えるところまで来た。さて、最後の難関はこの台の上に登ることだった。周りには刈られた植物が山のように積まれている。台に登ろうとしても、ぬかるんでいるので滑ってなかなか登られない。必死に登ってやっと上へ。転べば泥だらけになるのは間違いない。
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