死期が迫る孔明が、延命のために祈りを捧げた場所とされる。
諸葛亮祭灯台廟となっているが、特に関連する像などはない。
基本情報
【訪問時期】2010年10月4日 / 2016年3月25日
【関連人物】諸葛亮
【文物保護】
ちょこっと解説
 三国演義、第一百三回「上方谷司馬受困、五丈原諸葛禳星」で、諸葛亮が延命のために祭壇を設け、火を灯した場所とされる。五丈原で魏の司馬懿と長期間対峙を続けたが、孔明は陣中で病状が悪化する。祭壇を築いて延命のための祈祷を始めたが、最後に魏延が突然駆け込み祭壇を壊してしまう。これにより孔明の延命は失敗、間もなく陣中で病没する。
探訪後記
 中国サイトを巡っていると諸葛亮祭灯台というのを見つけた。説明文がなかったのだが、写真はある。背景がどうも五丈原諸葛廟辺りに似ている。あそこへは何度も行っているのだが諸葛亮祭灯台があったかどうか記憶にない。他のサイトも調べてみると、やはり五丈原諸葛廟にあるようだ。気になっていたので次回は必ず探してみようと思っていた。五丈原諸葛廟は、数ある三国志遺跡の中でもかなり好きな場所の一つ。何度来てもいい。諸葛亮祭灯台を探す。諸葛泉から階段を上っていくと、行轅跡といわれる場所がある。そこにあるのかなと思い、入ってみたがなかった。そうなるともっと上の方か。そんな場所があったかな。さらに階段を上る。五丈原諸葛廟の手前までたどり着くと、左手に…。「あゝ、あれか」と思い出した。以前訪れたときにも確かにあった。ただインチキくさそうな場所だったので入らなかったのだ。まさかその中が諸葛亮祭灯台だったなんて。三国城とかいう怪しい施設もあるので、ここもその類だと思っていたのだ。まぁ、ここも祭壇が一つあるだけで後ろの方は道教っぽいものばかりなんだけど。これでまた一つ謎が解けたぞと。
位置情報
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投稿情報
【カテゴリ】陝西省岐山県
【 タグ 】諸葛亮
【公開範囲】校尉 都督 大将軍 丞相
【掲載日時】2018年3月13日 19:32
【更新日時】2019年1月12日 21:25
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