関羽の祭事へ行く前に顔を洗う劉備。
河水を飲む馬の像。もともとは劉備像の隣にあったはず。
基本情報
【訪問時期】2014年8月14日
【関連人物】劉備
【文物保護】
ちょこっと解説
 関羽が荆州を失い、麦城へ敗走、そして呉将によって捕縛され刑死する。劉備は桃園結義を思い出していたたまれず、成都城南に関羽を祀る衣冠廟を建立した。そして劉備は衣冠廟を訪れる際、いつも近くの小河で馬を下り、顔を洗って清めたとされる。この故事が洗面橋の由来となった。
探訪後記
 最近の成都は小さな三国志遺跡の復活が続いている。これは嬉しいことだ。ネットで中国サイトを検索する度に新たな発見がある。そして洗面橋も小さな広場として整備され、劉備像が置かれたという記事を読んだ。せっかくなので、また成都を訪れたときには行ってみようと思っていた。そしてその機会があり、洗面橋を訪れてみる。確かに劉備像があるのだが、草むらの中に放置されている。その様子は野グソをたれているよう。その向かいには馬の像もある。どうやら広場に像があると不気味だということで、設置位置が変えられてしまったらしい。せっかくの劉備像なのだが、三国志を理解しない市民からの苦情でとんでもない扱いを受けているようだ。まあ、破壊されて消滅するよりはマシなのだが、残念なことである。
位置情報
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投稿情報
【カテゴリ】四川省成都市
【 タグ 】劉備
【公開範囲】校尉 都督 大将軍 丞相
【掲載日時】2017年4月27日 18:38
【更新日時】2019年1月13日 09:46
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