献帝廟前面。普段は施錠されている。
献帝廟内部。中央に漢献帝の位牌、両脇には三絶碑が立つ。
漢献帝の位牌。「漢愍皇帝之神位」と刻まれている。
内部には、三絶碑と称される「受禅表碑」と「公卿将軍上尊号奏碑」が保管されている。
曹丕が魏の皇帝として受禅した記事が刻まれている。
文物碑: 2001年6月25日公布 全国重点文物保護単位「受禅表・公卿上尊号奏遺址」
基本情報
【訪問時期】2005年11月13日 / 2008年6月7日 / 2013年4月3日
【関連人物】劉協
【文物保護】2001年6月25日公布 全国重点文物保護単位「受禅表・公卿上尊号奏遺址」
ちょこっと解説
探訪後記
 一度目に訪れたときには、中にはいることができずに扉の隙間から覗いて終わってしまった。三絶碑はやっぱり間近で見たいよな。と言うことでまた訪れたのだが、日曜日だった。近くの人民に聞くと「鍵は学校の校長先生が持っとるのだが、今日は出かけたようだぞ」とのこと。む、せっかく来たのにまた入られないのか。それでも門の前で中を覗いていると、人民おっさんが「どっかからよじ登って中へ入ればいいじゃないか」と言い出す。人民的には見るだけなら中へ入っても構わないという感じだ。そう言われても塀は意外と高いし、よじ登れそうな場所がない。しかし三絶碑は見たい。あぁ、どうすればいいのだ…。ちなみにここは献帝廟だ。なのに禅譲の碑が収められているのは皮肉なのか。二枚の三絶碑の間にポツンと献帝の位牌が立てられているだけ。本当に薄幸な人物だったのだろうな。
 それから五年経って、また訪れてみた。相変わらず施錠されている。近くの人民に聞いてみたが、鍵を持っている人物は近くにいないらしい。本当にここは入るのに苦労する。壁を乗り越えるのも難儀だし、諦めて帰ろうかと思ったそのとき、廟の前に数台の車が横付けされた。車からは人民が十数人降りてくる。そして一人の人民オヤジが門の鍵を開けるではないか。この一行が何者かはわからないが、鍵を開けた人民オヤジは酒を飲まされてこの一行を案内してきたようだ。せっかく開いたのでおらも入れて貰う。うっしっし。三絶碑を間近で堂々と見られるチャンスなんてなかなかないしね。しかも写真も撮りまくり。普段だったら撮らせて貰えないのだろうけどね。千載一遇のチャンスをモノにしたって感じかな。
位置情報
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投稿情報
【カテゴリ】河南省臨潁県
【 タグ 】劉協
【公開範囲】校尉 都督 大将軍 丞相
【掲載日時】2017年11月27日 21:13
【更新日時】2019年1月13日 08:50
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