羊杜二公祠は、羊祜と杜預を祀った祠。もとは峴首山にあった。
現在は、清同治三年(西暦1864年)の石碑が保管されているのみ。
基本情報
【訪問時期】2018年1月3日
【関連人物】羊祜杜預
【文物保護】
ちょこっと解説
 羊杜二公祠、もとは晋代に建立された羊祜を祭る祠だった。羊祜が死去した後、襄陽の人々は、羊祜が平時暮らしていた場所に祠を建て、それは羊公祠や羊太傅祠などと呼ばれていた。その後、清代雍正年間になって守道の魯之裕が、羊公祠に杜預を合祀し、羊杜二公祠と呼ばれるようになった。もとは峴首山の南麓にあった祠だが、魯之裕が東麓に移設している。清代には5度ほど修繕が行われ、最後は清同治三年(西暦1864年)であり、現存する羊杜二公祠碑も、そのときに設けられたものである。
探訪後記
 ネット検索で見つけた石碑。しかも羊祜と杜預という組み合わせで、祠自体は残っていない。となると訪れて実際に見てみるというプライオリティも低くなってしまう。とりあえずまた襄陽を訪れる機会があったので、見に行ってみることにした。たぶんこの石碑は、門の門楣の部分にあったものだろう。大きさは、かない大きいので、祠もかなり大きかったのでは。峴首山にあった祠、いずれは再建されることがあるのだろうか。
位置情報
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投稿情報
【カテゴリ】湖北省襄陽市
【 タグ 】羊祜杜預
【公開範囲】都督 大将軍 丞相
【掲載日時】2018年2月6日 19:28
【更新日時】2019年1月13日 09:08
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