清光緒「先主初為漢中王設壇処」の石碑が残るのみ。
普段は門が閉ざされているが、付近の人民に声をかけると開けてくれる。
文物碑: 2000年8月1日公布 漢中市重点文物保護単位「劉備称漢中王設壇処」
基本情報
ちょこっと解説
探訪後記
何度も人民に聞き込みしながら漢中王設壇処へたどりついたものの、入口には施錠されており中へ入られない。どうしようかと思案していると、近くの人民に「あっちに鍵を持っている人の家があるから行ってみなさい」と言われる。訛りが強いので家の場所までははっきり聞き取れなかったが、とにかく行ってみる。そんなに大きな村ではないのだが、人一人を探すとなるとけっこう大変だな。結局、見つけ出すことができずに漢中王設壇処の前まで戻る。すると違う人民が呼んできてくれるようで、自転車に乗っていった。しばらく待っていると鍵を持った人民おっさんが登場。さっそく中を見せて貰う。ここは村の人々が少しずつ整備しているらしく、以前見た写真よりも建物が増えたりしている。もちろんメインは漢中王設壇処の石碑なんだけど。そして以前から噂にはなっていたのだが、寄付金の強要。寄付をした人の名前と金額が書かれた紙が何枚か貼られている。その中には日本人の名前や旅行会社の名前も。人民おっさんは、おらにも「少し寄付をしてくれないか」と言う。まぁ、門票もないのだし10元くらいならと思ったのだが、財布には生憎細かいお金がなかった。ここで50元札でも出したら、お釣りもでないだろうし。「ちょっと今、細かいお金がないんだけど」と言うと、「なら寄付はしなくていいよ」と言われた。次回行ったときには10元くらい寄付しようか。
位置情報
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