後方に見える土台は、姜維点将台である。
ところどころに城壁跡が残る。版築が見て取れる。
周囲には長城のような建築物の続いている。
1989年1月29日公布 阿壩州文物保護単位「姜維城遺址」
2008年5月の四川大地震によって、姜維城遺址もかなり崩れ去る。
姜維城から眺めた汶川の街。復興が早い。
基本情報
ちょこっと解説
探訪後記
成都から近郊の遺跡を日帰りで訪れてみる日が続いていた。今日は汶川まで行ってみよう。さすがにこのあたりになると日帰りできるかどうかも心配だったが、何とかなるだろうと思い出発。朝早く起きて、茶店子のバスターミナルへ。そこから汶川までは4時間半かかった。それでもお昼頃には到着、成都へ戻るバスも夕方まではあるので大丈夫だろう。さて姜維城遺址はどこにあるのだろう。街からあまり遠くはないらしいが。フラフラと歩いていると、道端に文物碑を発見。ここから登っていけばいいんだろうな。山の尾根には万里長城のような構築物が続いている。上に登っていくと眺めはいい。ポコンと突き出た土台がある。これが姜維点将台だそうだ。姜維は本当にこんなところまで来て、守備にあたったのだろうか。それでも遺跡としてはなかなか楽しめる場所だ。そして、成都へ戻ることにする。本数が多い都江堰行きに乗って、そこから成都行きに乗り換えて戻ることにした。四川はけっこうバスの便がいいので、日帰りでいろんなところへ行けるな。
関連遺址
姜城遺址
[ 芦山 ]
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