劉備廟前面。
劉備廟の扁額。
劉備廟内部。劉関張の像が並ぶ。
「掃蕩群雄」の石刻。
劉備洞の入口付近にある孔明像。
劉備洞景区の山門。
饒村郷側にある劉備洞のゲート。
基本情報
ちょこっと解説
長沙、桂陽、零陵、武陵の四郡を攻略した劉備軍は、荆州へ戻るため回り道をしながら行軍を続ける。兵馬に疲れが見え始め、この場所で駐屯し、しばらくの間兵馬を休めたとされる。そのときに劉備の夫人が出産、行軍に支障がでるために夫人と子をこの場所に留めたと言われている。明代になると増えたその子孫が劉備を記念するために、当時劉備が駐屯したとされるこの場所に廟を築き、劉備、関羽、張飛の像を祀ったとされる。また、この一帯に住む劉姓の人々は、劉備の末裔と言われている。
探訪後記
中国ネット情報で劉備洞という場所があるとの情報を入手。岳陽市ではなく岳陽県にあるらしい。でも位置関係からして岳陽市から直接行けるバスがあるはずだ。調べてみると五里牌社会客運站からバスが出ているとのことだった。さっそくバスに乗り込んで出発。けっこう遠いな。市内からは50km以上離れているんじゃないだろうか。繞村で下車する。そこからは徒歩。でも百度地図にも載っているし、1km弱の距離だ。途中、劉備洞景区の案内地図があった。見てみると劉備廟だの関亭廟だの張飛亭だのが載っている。劉備洞景区の名前からして劉備洞がメインだと思うのだが。さっそく劉備洞景区に突入。入口にはなんともショボイ孔明像、関羽像などが並んでいた。もうちょっと気合いを入れて作らんかい。劉備廟などは難なく到達。唯一まともな見所が劉備廟だな。そして劉備洞へも行ってみようとする。案内地図を頼りに雑草が覆い茂る道を進んでみるが、途中から道が無くなった。危ないので一度戻って、また違うルートから試してみるが、同じく道が無くなる。もらったパンフレットには劉備洞の記載がない。どうやら開発も途中で劉備洞へ続く道はないようだ。と言うか整備する気もまったくないようで。それなのに劉備洞景区として売り出しているのかよ。関帝廟近くには怪しい坊主が住み着いているし。まあ、こんな場所は中国人でもかなり物好きじゃないと来ないだろうな。近々倒産だな。
関連遺址
劉備廟
[ 阳泉 ]
位置情報
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