蒲圻魯王廟の前面。
蒲圻魯王廟侯王殿。魯粛は唐朝から顯胤侯王に封されている。
中央が魯粛。両隣は呂蒙と陸遜だということだ。
2017年、魯粛の像が新しくなっていた。
基本情報
ちょこっと解説
魯王廟、呉横江将軍魯粛を祀った廟。漢建安二十二年(西暦217年)に病死、当時孫権は帝位に就いておらず、魯粛も王には封ぜられていない。廟の基礎部分から出土した「唐敕封顯胤侯王碑」の記載では、魯粛は唐朝から顯胤侯王に追封されている。もとは元代に創建された三聖行宮で、魯粛及びその後任となった呂蒙、陸遜を祀っていた。
探訪後記
赤壁の三国志遺跡のことを調べていると、魯王廟があると書かれていた。以前訪れたときにはそんな情報がなかったので、半信半疑だったのだが、どうやら近年再建されたらしい。それならということで行ってみることにした。だいたいの場所が分かっていたので、近くまで行くとすぐに見つかった。建物自体はやはり新しい。中へ入って見ると魯粛像もある。でも細いので貧相だな。その両隣は、呂蒙と陸遜らしい。こういった廟は道教の道士が利用していることが多い。魯王廟にも道士がいた。一人出てきたのでちょっと話をする。まあ、いつも大した話はしていないのだが。道士は親切な人が多いのだが、話を始めるといつも長くなってしまうので大変なのだ。
位置情報
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