凌公塘の傍らに立てられた凌統像。
凌統像の近景。なかなか勇ましい感がある。
凌公塘は、凌統がここで駐屯したときに農業発展のために開削した池塘である。
基本情報
【訪問時期】2016年12月31日
【関連人物】凌統
【文物保護】
ちょこっと解説
 漢建安八年(西暦203年)、呉郡の厳白虎が東呉徳王を自称する。孫策は兵を引き連れ、呉郡、烏程、由拳に進撃、当地の凌操、凌統が義兵を引き連れて厳白虎を打ち破る。孫策は凌操親子を配下に入れる。後に孫権は凌統を余杭、由拳に駐屯させる。由拳には野生の稲が群生しており、それを見た凌統は軍民を指揮して稲田の拡張を図る。そのときに開削された塘河は、後に凌公塘と呼ばれるようになった。以前は凌公塘も平湖、海塩へつながっており、船も航行できたが、すでに航路は断たれている。
探訪後記
 とりあえず池塘だけだったら行かないのだが、凌統の像が設置されたということで訪れてみた。まあ、嘉興市内にあるので行くのは簡単なのだが。公園内に入ると、けっこう人がいるな。凌統像は遊園地の近くにあったのだが、すでに手に持っている武器の柄が折られていた。まだ設置されてそれほど経っていないはずなのに。やはり恐るべし人民。
位置情報
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投稿情報
【カテゴリ】浙江省嘉興市
【 タグ 】凌統
【公開範囲】校尉 都督 大将軍 丞相
【掲載日時】2017年2月26日 20:06
【更新日時】2019年1月12日 20:02
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