【ちょこっと解説】 賀廟、呉威武中郎将賀斉、字は公苗を祀った廟。建安十三年(西暦208年)、東呉領内の丹陽郡黟県(現在の安徽省黟県)、歙県(現在の安徽省歙県)で頻発していた反乱を抑えるために、孫権は賀斉を派遣する。賀斉が反乱を平定すると、孫権は丹陽郡から黟県、歙県など6県を分離し新都郡を制定、賀斉を郡太守として任命した。賀斉は歙県東を分割して始新県を置き、それが現在の淳安県の始まりとなった。そのため賀斉は淳安を創建した人物として敬われる。その後、淳安には東西2つの廟が建立され賀斉像が祀られていた。 現在の賀廟は夢姑塘文化公園内に再建されて、2008年10月18日に落成。賀斉像は千島湖旅游碼頭内に置かれている。【探訪後記】 千島湖は、以前から一度訪れてみたいと思っていた場所だった。それでも浙江省は通過するものの、なかなか観光する機会もなかった。今回やっと時間を作って訪れることができた。本来の目的は千島湖で遊覧船にでも乗ることだったのだが、門票が異常に高いので止めた。でも、せっかくここまで来たのだし観光しないのも勿体ない。賀廟は、今のところ無料開放されている夢姑塘文化公園内にあるので行ってみることにした。新しくできたばかりの廟で、造りはなかなかよい。さすがに淳安県の開祖としての扱いだ。呉の武将としての活躍も素晴らしかったらしい。賀廟の向かいには魁星楼があり、そこから千島湖を眺めることができる。今回はこれで我慢しておこう。
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