岩山の上に残る石門。このあたりで孔明が駐屯したとされる。
諸葛寨へ登って行く石段。石が積まれた壁は当時のものだろうか。
岩山の上は平坦で広くなっている。下から臨むと高さがある。
基本情報
ちょこっと解説
言い伝えでは、諸葛亮が駐屯した場所とされる。方円型の岩山の上部は2平方kmほど。東、北、南の門の跡が残り、前営と後営に分かれている。
探訪後記
ここへ来た目的は、実は他にあった。ネットで三国志人物の墓を検索していると出てくる黄祖墓が南江県沙河鎮聯盟村にあると書かれているのだ。一度は訪れて確かめてみたいと思っていたのだが、江夏黄祖の墓がなぜ四川の山奥にあるのかが腑に落ちなかった。ガセである確率が高いので、ネットで更に調べるうちに、同じ場所に諸葛寨もあるとわかる。こっちは存在確率がかなり高い。と言うことで今回訪れてみることにした。沙河鎮からは徒歩。上り道なのでけっこうきつい。スマフォのGoogle Mapを見ながら進んでいく。道路の北側に大きな岩山が見えてきたところで、地元人民に聞いてみると、やはりこの上が諸葛寨だということだ。さっそく上へ登ってみる。田圃などが広がっているが、石肌がところどころに見える。一度下りて、人民に話を聞いてみると、さらに西に行ったところに廟があり、張飛像があるとかないとか。そこまで行ってみようと思い、進んでいったのだが廟が見えたもののかなり遠い。途中で諦めてしまった。そして肝心の黄祖墓だが、知っている人民がまったく居なかった。黄姓の村人が住む場所もあるらしいのだが、近くへ行ってもなんの手がかりもなかった。たぶんここの黄祖墓は何かの間違えじゃないかなと思う。
関連遺址
諸葛寨
[ 梓潼 ]
位置情報
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