瀘水を見下ろす山上に築かれた兵営。孔明が駐留したとされる。
兵営を囲む土壁。版築の跡が見て取れる。
諸葛営から見下ろす瀘水。現在の金沙江である。
文物碑: 2005年9月26日公布 楚雄州重点文物保護単位「方山諸葛営遺址」
基本情報
ちょこっと解説
建興三年(西暦225年)南征を開始した諸葛亮が率いる蜀軍は、瀘水(現在の金沙江)を渡る。南方の水になれない蜀軍兵士を休ませるために、諸葛亮がここに兵営を設けたとされる。諸葛営遺址は、金沙江の南岸、方山の望江嶺馬鞍山に位置する。
探訪後記
永仁へは元謀からバスに乗って来た。高速道路もあり、思っていたより早く到着。バスターミナルで荷物を預けて方山へ向かうことにする。バスがないか探してみるが、どうやらなさそうだ。高速道路ができる前までは攀枝花行きのバスが方山の麓を通過していたようだが、今はもう通っていないらしい。バスターミナルを出て方山へ行く車を探してみる。すると乗り合いタクが停まっていた。方山へは行くらしいが人が集まらないと出発しないそうだ。しばらく待って出発、方山の山上にある諸葛村まで送ってもらった。方山も風景区になっていて、ちょっとした観光地なのだが別に大した場所でもない。でも諸葛営遺址を探しているうちに一回りしてしまった。どこにあるのかがわからない。観光用の馬を引いているおばちゃんに聞いてみると、どうやら方山へ登ってくる途中にあった分かれ道のところを進んでいけばいいらしい。「遠いから馬に乗って行け」と言われる。馬に乗ると腹に刺激が加わって下痢をするからあまり乗りたくないのだが、また迷うのも嫌なので乗っていくことにした。そして到着。土壁らしい跡がちゃんと残っている。なかなかいい感じだ。下山して街まで戻り、攀枝花まで行くことにする。でも春節の影響で夕方のバスまで待たないと乗られないと言われる。西昌まで移動したかったので、これでは間に合わない。仕方ないので元謀まで戻って、そこから列車に乗って西昌へ移動することとなった。
関連遺址
諸葛営遺址
[ 保山 ]
位置情報
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