探訪後記
この場所はかなり前から知っていた。ただ中国を旅し始めてから20数年間、内蒙古自治区には来たことがなかったのだ。今回やっと意を決して訪れてみることにする。包頭に着いたのだが、ところどころに蒙古語の文字が見えるほかは、他の街とほとんど変わらない。とりあえず包頭火車站から市バスに乗って行くことにした。古城村の役場前でバスを降りる。本来ならこの場所に呂布像があったのだが、数年前に移設したらしい。呂布像の土台だけが残されていた。さて、呂布像はどこへ行ったのかな。バスの運転手に聞いてみると、すぐ近いところにあるそうだ。そこまで歩いていくと、ありました呂布像。造形もなかなかでいいじゃないですか。でも呂布の顔が優しすぎるかな。呂布故里を名乗るところは多く、実際にはどこが本物なのだろうか。