富池甘寧墓。1995年に甘寧公園内に移設された。
墓碑には「三国呉 西陵太守 甘寧墓」と刻まれている。
甘寧墓の遠景。立派な石坊もある。
墓の上に倒れていた小さな甘寧像。
墓の前にある泉は「甘泉」と呼ばれている。
三国演義中の名場面「百騎襲曹」の石碑。
墓の傍らにある甘寧寺。
甘寧寺内部。中央は甘寧像だろう。
甘寧公園入口近くに立つ甘寧提督像。
甘寧公園の入口。
基本情報
ちょこっと解説
甘寧、字は興覇。益州巴郡臨江県(現在の重慶市忠県)の人。呉の大将、折衝将軍西陵太守。陽新、下雉の2県を領する。蜀軍との戦いで戦死したとされ、富池東南の軍山北麓に葬られた。その後、歴代の王朝によって保護されてきたが、文革によって破壊される。現在の墓は1985年に甘寧公園が造成されたときに移転されたもの。
探訪後記
ここはすでに知られる場所となっていたので、苦労することなく到達。もとの墓は消滅していて、甘寧の子孫が祭事をするために新しく造られた墓らしい。甘寧公園内にあるのだが、規模も大きくかなり立派な造りになっている。すぐ側には甘寧寺も建立されている。ここ富池では農暦の三月初三に、通称三月三という祭事を盛大に執り行うそうだ。そのときには街中の呉王廟からここ甘寧墓まで、甘寧の御神体が神輿で運ばれるらしい。一度は見てみたいもんだな。
位置情報
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