なぜか曹操の故郷である亳州にもある。
張飛像が置かれている。近年再製したのか、造りが雑。
張飛像近景。それでも近くで見ると雰囲気はある。
基本情報
ちょこっと解説
亳州漢桓侯祠、もとは清康熙年間の知州蘇灝を祭る蘇公祠として創建された。しかし清咸豊年間に損壊、清光緒九年(西暦1883年)に屠殺業者が資金を出して再建される。屠殺業の始祖が張飛であるとされることから、張飛を祭った張飛廟に造り変えられることとなった。漢桓侯祠が一番南、そして関帝廟があるのだが、その後は河のため劉備廟は造られなかったという話。
探訪後記
以前、亳州の花戯楼を訪れたときにも見たような記憶がある。その時はまだ張飛像もなかったような気がする。そして開封太郎先生から「亳州にも張飛廟がありますね」と言われて、思い出した。しかし、花戯楼に入るには高い門票を買わねばならず、訪れるのも延び延びになっていたのだが、やっと再び入場する機会を得たので、訪れてみた。まあ、建物自体も小さいし、張飛像があると言ってもそれ以外にはなにもない寂しい感じなのだが。曹操の故郷に張飛、関羽を祭る廟が造られているのだが、劉備廟だけはない。どうしても兄弟の順番というものがあり、張飛が一番前、関羽が二番目になるのだが、その後は渦河なので、劉備廟を造るとなると河の中に造らねばならないのだとか。いつもなぜかハブられる劉備なのだな。
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