主殿内部、中央に置かれている孔明像。
孔明像。近年修復されたものなので、造りが現代的。
主殿内部、孔明像の左に置かれている姜維像。
主殿内部、孔明像の右に置かれている馬超像。
主殿外観。それほど大きくない。
五泉山武侯祠の入口。山上にあるためか、側方から中に入る。
蘭州の水タバコは、孔明が雲南から持ち帰ったものだとされる。
基本情報
ちょこっと解説
五泉山武侯祠、明建文元年(西暦1399年)の創建と言われている。そして地元の清光緒代進士である劉爾炘が民国二年(西暦1919年)に修復再建している。言い伝えでは、孔明が南征時に、孟獲の兄である孟節から水タバコの葉を渡される。それを持ち帰り、現在の蘭州一帯で栽培を始めたものが、蘭州水煙と呼ばれる水タバコとなったとされ、孔明は水タバコの祖師として崇められることとなった。
探訪後記
五泉山は20年以上前から数回訪れている。そしてここに武侯祠があったことも覚えている。しかし以前は、武侯祠の建物が何かの事務所として利用されており、中に入ることができなかったのだ。たぶんその頃は孔明の像などもなかったのだろう。そしてやっと2017年頃に修復されて再開放されたようだ。それならやはり一度は中を見ておかないとと思い、今回訪れてみる。建物はいくつか並んでいるのだが、孔明像が祭られている主殿は小さい。その両脇には姜維と馬超の像が祭られていた。蘭州の武侯祠、実は孔明が雲南から持ち帰った水タバコがもとで、建てられたのだとか。
位置情報
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