諸葛武侯祠の下に「黄家花園」と書かれている。黄承彦の故里。
沔城諸葛武侯祠の外観。
諸葛武侯祠大殿の入口。
沔城諸葛武侯祠の孔明像。
左から関羽、張飛、趙雲の像が並ぶ。
右から馬超、黄忠、姜維の像が並ぶ。
大殿の外に立てられている孔明像が刻まれた石碑。
ちょこっと解説
言い伝えでは、諸葛亮が隆中で隠居していた時期に、沔南(現在の仙桃市沔城回族鎮)の名士である黄承彦を師とし、幾度もこの場所を訪れて黄承彦に教えを請うていたとされる。諸葛亮は後に黄承彦の娘を妻として迎えている。後代、この孔明読書台を記念し台上には楼閣などが建てられていた。現在は、台上に近年建設された武侯祠がある。その傍らには諸葛亮の肖像画碑も立てられている。
探訪後記
ネットで武侯祠のことを調べていると、この孔明読書台のことが出てきた。なんでこんな場所にも諸葛亮に関連するものがあるのだろうと調べてみると、諸葛亮の妻の父である黄承彦の故郷であることがわかった。なるほどね。それで仙桃へやってきたわけである。武漢のユースで「次は仙桃へ行く」と言ったら、「なんであんな所へ行くの」と言われてしまった。まあ、確かにあまり知られていない街だけどね。いいじゃん、物好きがいてもさ。さて、沔城に到着。さっそく聞き込みを開始する。しかし、知っている人が少ない。それでも少しずつ近づいてはいるようだ。しかし、人民はどうも孔子廟とかと勘違いしているようで、その辺りからまったく進む手がかりがなくなってしまった。陳友諒故居で人民じいちゃんに聞くと、やっと場所が判明。古柏門村へ行けばすぐにわかるので、村の名前で聞き込みした方がよかったもしれない。武侯祠も建てられているのだが、中の像はあまり出来がよろしくない。それでも諸葛亮を筆頭に五虎将軍の像もあり、小さな村の武侯祠としては十分だ。
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