古隆中に建てられた「漢諸葛丞相武侯祠」の大門。
大門をくぐると「臥隆遺址」の扁額と、孔明の立像がある。
武臣廊。左から鄧芝、廖化、向寵、習珍、馬謖、諸葛均の像が並ぶ。
文官廊。左から費禕、向朗、習禎、馬良、蒋琬、龐統の像が並ぶ。
武侯祠主殿には、「諸葛武侯」の扁額が。
武侯祠主殿内部。「天下奇才」の扁額と孔明像が祭られている。
基本情報
ちょこっと解説
隆中武侯祠は、晋代の創建といわれている。後代に幾度となく興廃を繰り返している。現在の建物は、清康煕三十八年(西暦1699年)に荆襄観察史蒋興岂が、窪地に立てられていた武侯祠を、現在の隆中山中腹に移設再建したものである。主殿には、諸葛亮および諸葛瞻、諸葛尚の塑像が祭られている。
探訪後記
隆中には、たくさんの孔明像があるので、武侯祠の印象が少し薄れてしまっているのかもしれない。しかし、ちゃんと武臣廊も文官廊もある立派な武侯祠である。祭られている武臣文官たちも襄陽関連を中心に選別されたのであろう。他の武侯祠では見かけない人物が多い。武侯祠入ってすぐに孔明の立像があり、そちらはなかなか格好いいのだが、主殿の孔明像は…。いや、なんかただのオヤジっぽくて。もうちょっと顔を精悍にできなかったのかな。
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