周寨村翠屏の諸葛氏祠堂。
諸葛氏祠堂内は村民の集会場。諸葛さんたちが集う。
諸葛氏祠堂内部。「澹泊明志寧静致遠」の文字も。
諸葛氏祠堂内にある孔明像。
広西自治区に広がる諸葛氏の紹介。
民家の対聯にも「諸葛」の文字が多い。
翠屏村の西側、五指山から見た村の様子。
村周辺に広がるカルスト地形の山々。
基本情報
ちょこっと解説
翠屏諸葛村、現在陽朔県には葡萄鎮翠屏、周寨、景隆、九竹山、龍頭山、大林里、観音山の7つの村を中心に、諸葛亮の第四十六代から第五十五代の末裔約2500人が居住している。諸葛亮の末裔で最も早く広西に移住したのは、晋代の諸葛斉囂だとされる。諸葛斉囂は広東で在任中に陽朔白沙を訪れ、その風光明媚さが気に入り移り住んだとされる。しかし、諸葛斉囂の子孫がどうであったかは記録がない。その後、宋代末期に第二十三代後裔の諸葛隆中が襄樊から臨桂県会仙鎮梨穫大村へ移り住み、その末裔が陽朔などに居住したとされている。
探訪後記
中国ネットでいろいろ検索していると、広西にも諸葛村があるという記事を見つけた。近年、諸葛氏宗祠なども建てられて、いろいろな催しも開催されたらしい。浙江の蘭渓諸葛村とも友好村として提携したとか。孔明像の写真もあったので、訪れてみることにした。桂林からバスで葡萄鎮へ。そこからバイタクで向かった。さすがにちょっとは有名なようで、バイタクのおっちゃんも迷うことなく到着。諸葛氏宗祠の中では諸葛さんたちが集まって遊んでいた。展示されていた写真や記事などを見てみると、今まで知らなかったことがわかった。まあ、この村は蘭渓諸葛村のように古い建物が残っているわけではないので、観光地化するには難しいとは思う。でも桂林からほど近いので、ちょっと興味があれば訪れてみるというのもありかなと思う。年に一回くらい、先祖である孔明を祭る式典でもやってくれればいいのだが。
位置情報
在野の士であるあなたはこの位置情報を閲覧できません。仕官申請しますか。
いいね! 316