柏台の上に建てられた三義殿。
中には劉関張と諸葛亮、趙雲の像があるとか。
文物碑: 1993年3月29日公布 甘粛省省級文物保護単位「三義殿」
ちょこっと解説
村の東北隅、柏台上。清康熙四十三年(西暦1704年)の創建。1997年、殿内には劉備、関羽、張飛の像が再び祭られ、その両脇には諸葛亮と趙雲の像が祭られている。
探訪後記
古浪、朝起きると雪が積もっていた。雪の量は大したことがないのだが、寒い。気温は零下だろう。街の大通りでは人民総出で雪かきをしている。さて、土門へ行こう。バスターミナルからバスが出ているはずだ。ホテルからはバスターミナルが近いはずなのだが見あたらない。あらら、よそ見をしていたら通り越していた。バスターミナルまで戻って土門行きのバスに乗り込む。バスの中の方がまだ暖かいよ。そして土門に到着。あれ、こっちの方が暖かいぞ。もちろん寒いは寒いのだが、県城よりは暖かい気がする。さて、さっそく三義殿を探しに行くか。それほど大きな街ではないので歩いていれば見つかるだろう。フラフラと歩いて、土門の古い建築物をいくつか見ながら進んでいく。途中、人民ばあちゃんに「三義殿はどこ」と聞いてみるが、おらの言っていることがあまりよくわからないらしい。スマホで写真を見せるが「わたしゃ、字が読めないよ」と。あの、写真画像なんですけどね。ま、いいや。さらに進んでいく。街を一回りしたかなと言う頃、やっと三義殿を発見。さっそく階段を上っていくが、やっぱり施錠されていた。これじゃ中に入られないよ。扉の隙間から中を覗くと文物碑は確認できた。どうやら今は道教の道場になっているような感じだ。む~、娘を連れていなければ壁を乗り越えて中へ入ってしまうこともできそうだったのだが。近くに住んでいる人民も管理人が誰か知らないようだ。残念。
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